今年は例年よりも寒くつぼみはまだ少し固かったけど、待ちに待ったお花見開催! お施主様方ご家族、協力業者さん達をお招きして、あんず畑は大にぎわい。
山肌に沿って広がるあんず畑は急傾斜地につくられています。お花見会場のすぐ脇には、開拓者が一つ一つ掘り起こしては手積みした石垣が見えます。
「松代のあんず」は元禄の昔、伊予宇和島藩の豊姫が松代藩にお輿入れする際に、故郷から携えて来て植えたものといわれています。あんず畑の石垣はまぎれもない歴史の生き証人です。
善光寺平が見渡せる、急傾斜地であればこその抜群な眺望! 満開のころに麓から見上げればピンクのベールを纏ったように見えて壮観です。
しかし、この急な傾斜が、高齢化しつつある生産者さんの負担になっているのもまた事実。当社では今後も積極的な支援を続けて行きます。