「家は一生の買い物」と言われます。中澤勝一建築では、施主様の利益を守り、理想の家に末永く満足してお住まいいただくために、ご契約時に各種保険への加入をお勧めしております。アフターサービスやメンテナンスにも迅速対応いたします。
かし担保責任保険 「JIOわが家の保険」
購入したり新築した住宅に、引き渡しの時には気づかなかった欠陥(瑕疵)があった場合には、一定の期間中に売主や施工会社の責任を追及できるます。売買契約では、瑕疵を知ってから1年以内なら売主に損害賠償や契約解除を要求できます。
請負契約では引き渡し後、5年間(マンションなどは10年間)は施工会社に修繕・補修の請求が可能です。従来はこの期間を特約で短縮していることが多かったが品確法で長期保証が義務づけられました。
地盤改良工事を行う必要がある軟弱地盤の宅地は、全国平均で約35%というデータがあります。ひょっとすると、あなたが建てようとしているマイホームのための土地にも、思わぬキケンがひそんでいるかもしれません!
代 表 的 な 工 法 |
廃業したまま放置されたガソリンスタンド。そんな風景を地方のロードサイドで目にすることはありませんか?
ガソリンスタンドの跡地というのは、地下タンクによる土壌汚染があることが多く、その汚染除去の費用が高額になるため、土地を買ってもなかなか割に合わないことが多いからなのです。
2003年に明文化された土地評価に関する方針があります。
土地の鑑定時に「土壌汚染」や「埋設物」の有無をチェックし、もし発見された場合、その土壌汚染の浄化費用や埋設物の撤去費用を差し引いて不動産の価値が算定されるというものです。
セメントの塊は産業廃棄物とみなされてしまうので、セメント系の地盤改良を行った場合は、その不動産価値を下げてしまっていることになります。
「これからマイホームを建てよう!」と検討しているときに、将来、不動産を売るときのことを考えるのは水を差すような話ではありますが、マイホームを建てる土地は大切な財産です。価値を下げずに済むのであれば、その方法は十分に考えたいものです。
地盤改良を行っても地盤事故が発生しているケースが数多くあります。実際、地盤事故がどのくらい発生しているかというと、住宅の火災事故の発生が1000件に4~5件程度に対して、地盤事故は1000件に10件以上の発生率となっています。
ちなみに事故が起こった場合の損害額は、財団法人住宅保証機構のよりますと、平均して1事故あたり約566万円という統計結果が出ています。
このような事故が起きている要因ですが、事前調査による想定設計により支持地盤まで杭が届かずに施工されていたり、セメント系固化剤と腐植土との相性でセメントが十分に固まらなかったり、地下水脈によるセメントの流出などが指摘されています。
また、家を建てた後に、建物についての性能検査はほとんどの住宅会社にて行われていますが、その建物を支える地盤に関しての性能検査は一般の住宅地盤改良では行われていないのが現状です。
安心できるマイホームづくりのためには、きちんと地盤改良が行われているか、信頼できる情報開示が行われているかを確認することが大切です。